看護師

蚊に刺された!腫れた!看護師教える家庭での対応の仕方☆

刺された時、大したことないと思ったら

どんどん腫れてきた!ってときありますよね?

刺された時対処方法を紹介します。

看護師の私が家庭での対処方法をわかりやすく教えます。

 

 

 

 

虫に刺された時の対処

虫に刺されたら

蚊、ブヨにさされたら・・・。

刺された直後は患部を良く洗います。

次に

冷やすのは皆さん考えると思いますが(冷やすのもOKです)

温めることも有効です。

刺された患部に熱を加えることで蚊の唾液に含まれるタンパク質が変化します。

刺したところにも蚊の唾液(タンパク質)が含まれています。

熱を加えることで50℃ぐらいでたんぱく質が変化し壊れます。

毒性を失う効果が期待できるんです。

 

患部を温める方法

・40℃~60℃位のホットタオルを当てる。

・熱めのシャワーをかける。

その他、

・スプーンを使って温める方法

コップにお湯を用意して火傷しないようにスプーンをお湯に付けて

その温めたスプーンを蚊に刺されてかゆい患部に数分間押し当てます。

スプーンを外した時には、かゆみは楽になります。

・ホットの缶を買って温めるのも有効(夏は売ってないですね(;^_^A)

 

痒みが落ち着いたら

塗り薬は抗ヒスタミン剤を含む軟膏などを選びましょう。

あまりに痛みがひどい場合はステロイド剤を1回塗ると後が楽になります。

 

 

翌日は以降は

急性期を過ぎた翌日は温めることは禁止です。

氷水でしぼったタオルやアイスノン、ケーキを買った時についてくる小さい保冷剤もいいですね。

それらを使い冷やすことで、患部の炎症を抑えかゆみや腫れを落ち着かせます。

かゆみを抑えたら市販されている虫刺されの薬を塗ること。

 

蚊によって刺されて痒いのはアレルギー対応

蚊ははじめて赤ちゃんなどが刺された場合は、痒くないんです。

蜂なども2回目に刺されアナフィラキシーショックが怖いというように、

蚊も2回目以降に刺されると痒くなりそれをアレルギー反応といいます。

タイプは2つ

即時型アレルギー反応

即時型アレルギー反応による痒みは、蚊に刺されてから15分以内に痒みが出る。

数時間で消えるのが一般的で、根性で我慢すると、何もしなくてもじきに痒くなくなりますko

この痒みには、抗ヒスタミン剤が有効です。痒み止めです。

名の通り痒みのモトの「ヒスタミン」に対抗してくれるからこの、名前です。
 

遅延型アレルギー反応

遅延型アレルギー反応による痒みは長く続く炎症なのです。治るのに時間がかかります。

ステロイド剤を使って炎症を抑える必要があります。

搔き傷からばい菌が入ったときや、水泡が破れて細菌感染すると、化膿します。

どんどん悪化していきます。

このような場合には、抗菌剤(化膿止め)の薬も必要になってきます。

※これが、いわゆる”とびひ”です。伝染性膿痂疹といいます。

 

病院受診の目安

蚊に刺された所が、手のひらほどに大きく赤く腫れている。

腫れの中に硬いしこりや水泡があって熱を持っているような時

これは異常なアレルギー反応なので皮膚科などの病院を受診しましょう。

強い炎症や刺された箇所が多い場合は症状に応じて塗り薬だけでなく、飲み薬が必要なこともあります。

 

市販の塗り薬

私は病院で貰う皆さんも貰ったことがある?

リンデロンVG軟膏(ステロイド剤入り)を直ぐ塗ります。私は6歳の子供にも塗ります。

そうすると酷くならずに済みます。

これはステロイドが入っています。

塗るのは、始めの1回とあと数回だけを薄く塗る程度にしています。

ただ、化膿して水が出てくる時は悪化するのでステロイド剤は禁止です。

抗菌剤に切り替えます。

”とびひ”になる前に皮膚科に行くのが良いと思います。

 

リンデロンVG軟膏の作用効果

炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、皮膚のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。
通常、細菌感染をともなうか、そのおそれのある湿疹・皮膚炎や乾癬などの治療に用いられます。

出典:AII About 健康・医療

 

市販の虫刺されの軟膏の薬には2種類。

かゆみを抑える抗ヒスタミン剤の主体のもの

腫れや赤みなどの炎症を抑えるステロイド剤配合のものがあります。

 

抗ヒスタミン剤

↓これは抗ヒスタミン剤の軟膏

フルコートf


【指定第2類医薬品】フルコートf 10g

 

ステロイド剤

これは↓リンデロンVG軟膏とほぼ同じ市販の軟膏

ベトネベートN軟膏AS


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幼児におすすめはコレ

♦掻き壊してしまう前に貼ってしまうタイプ

ムヒパッチA

主な成分

ジフェンヒドラミンが入っていてかゆみを抑える。(抗ヒスタミン剤成分)

イソプロピルメチルフェノールが殺菌消毒の作用。

l-メントールでスーとするします。


【第3類医薬品】ムヒ パッチ 76枚

 

 

♦塗る液体タイプ

液体ムヒS

主な成分

酢酸デキサメタゾンは炎症を抑える作用があり、ステロイドとしては作用の弱い成分。

イソプロピルメチルフェノールは殺菌消毒の作用。

トウキ軟エキスは炎症を抑える薬です。

塩酸ジフェンヒドラミン、l-メントール、dl-カンフルも含まれています。

 


【指定第2類医薬品】液体ムヒS2a 50mL

 

※炎症を抑えるステロイド剤は、「デキサメタゾン酢酸エステル」と表示されています。

※痒みを止める抗ヒスタミン剤は、「ジフェンヒドラミン」と表示されています

 

 

ムカデの刺された時

蚊に刺された時の温めと同じ方法で、温めが有効です。

ムカデ毒で皮膚内に炎症を起こしています。

その炎症を治めるにはステロイド剤が最適です。

先ほどの、”リンデロンVG軟膏”がいいです。

できたら、皮膚科に行って診断を受け、ステロイド剤を処方してもらうと良いでしょう。

薬局に相談するかベトネベートN軟膏ASを買って塗ってください。

 

 

今回は蚊に刺されたのまとめでした。(ムカデも)

でも、虫に刺されないように予防もしましょ。

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ABOUT ME
ねね子
30年看護師していました。今はいつでも好きなことが出来る、好きなことろへ行ける生活をしています。このブログが皆さんの夢を叶える可能性を見つけるきっかけなったら幸いです。