
皆さんは、暑い季節はもちろん脱水にならないように気を付けていると思います。
今回は熱による、病気による脱水です。
何らかの病原菌により発熱したり体調を崩して食べられないなど病気による脱水を長男(5歳)が経験しましたのでここに書いていきます。
夕方から頭痛と高熱がでる
私の子供は5歳の時、前触れもなく夕方
少し夕ご飯を食べて「もういらない」といってソファへ行ってしまい
「頭痛い」と言い出してもう、何も食べません。
普段から食が細いので体調悪ければなおさらです、そう思いました。
で、少し、食べて物を吐きました。
熱計ると発熱です(>_<)39℃の熱があります。
我が子は38℃までは普通に走り遊びますが39℃を超えると急に寝込むところがあります。
少し心配でしたが、もう夜なのでそのままベットへ行って寝かせました。
夜中は「頭が痛い」と言って泣くんです。泣くほど痛いのは初めてでした。
この時、熱は40℃を超えていました。2,3回嘔吐しました。
私は、高熱で頭が痛いのだと思って何とか朝までごまかしてなだめて過ごしました。
不安がよぎりました『髄膜炎だったら早い方がいいかも』
朝方になったらなんだかぐったりしています。
頭も痛いと言いますが、元気もなくソファーから起きようともしない。
朝、まだ早かったのですが緊急の小児も診てくれる大きい病院に電話しました。
「すぐ来て下さい」と言われ抱えて向かいました。
この時、子供は自分で歩けないほど…。
病院へ行って診察。
髄膜炎の所見の頸部の前屈時の痛み(首が痛くて前に曲げられない)はありませんでした。
ちょっとホッとする…。
採血と点滴開始
途中採血結果を聞きました。
電解質が少し異常なのと炎症反応は高いが、心配な細菌性の髄膜炎ではなさそうだと聞き安心します。(症状がもっとどんどん進むから、しかも、病院来てから吐いていないことから)首の痛みが無いので恐らく髄膜炎ではないかもしれない。もしそうだとしても軽い、無菌性の髄膜炎だろう。
※無菌性の髄膜炎はウイルスなので抗生剤は効果がありません。対症療法だけです。
※対症療法とはその、症状に合わせてその都度症状改善の方法を行います。例)熱が出た⇒解熱剤
とのことで、ちょっと安心。
しかも点滴が終わる頃トイレ行くと元気に!歩けるようになりました。
私、この時やっと気づきました。脱水症状だったかもと(遅~い!)
水分は摂っていたつもりでしたが、(夜中も少しづつ水を飲ませた)そういえば、夕食も食べず、高熱も出ていたので脱水になったのでしょうね。
朝からのぐったり症状は脱水症状だったなと…。だから、お水(点滴)が入って生き返ったようになりました。
脱水って怖~い、子供って進行早い!と改めて思いました(;^_^A
結局、一応「次の日に念のために受診してください」と言われ帰宅しました。
(が、それも、他の家族の体調不良でいけませんでした。でも、幸いこのあと自然に回復していきました)
看護師も、医者も我が子だと慌てる…!
看護師をしていますが、いざ、わが子の事になるとてんぱるんですよね、きっと。
脱水と気づくの遅いだろって話です( ̄▽ ̄;)
~脳外科の医師の話~
お医者さんでも、自分の子供が熱が出てけいれんをおこしたんですって、いわゆる「熱性けいれん」ですね。
その、お医者さんも脳外科医で「けいれん」なんて、いくつも診てきたはずなのに「我が子がけいれんすると焦るもんだね」と言っていました。
人間ですものね。
我が子は可愛いです。
客観的に見れなくなって、普段出来ることも、てんぱってしまうんでしょうね。
私も頭では分かっているんですが…という感じでした(-_-;)
まとめ
子供さんは特に体の水分が多いので高熱や食べずに吐いたりしていると
あっという間に脱水になります。回復もはやいですけどね(∩´∀`)∩
気をつけてお母さんや親御さんは観察して子供の変化に敏感になりましょう!(ハイ!)
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