
先日6歳になる長男が突然、右肩を痛がりました。
思い出してみたら、昨日の朝も痛いと言っていたな…。
しかし、今日はその痛みが尋常じゃないのか、泣くんです。
涙流しながら…。
「泣くほど痛いの?」と聞いてしまいました。
すると、「わかんない。痛いから早く薬ちょうだい」というんです。
早くちょうだいとは、痛み止めの薬のことです。
これは、困った。。。。どうしよう…から始まりました(;・∀・)
その晩、痛み止めを飲んで寝ました。
今回は6歳の子供が肩を痛がった件で調べたこと、
病院へ受診したことをまとめました。
6歳の子が肩(骨)を痛いというのは?
看護師なのでまず、一番に考えたのは最悪を考えて「骨肉腫」です。骨のがんです。
10代 男の子 骨が痛い 場所は大腿骨、膝関節、肩関節、上腕骨などに出来る悪性の癌という事が脳裏をよぎりました。
まずは痛みがでて、機能障害、腫脹が出る。
『痛みは出てるけど、晴れはないし、動きも問題ない…う~ん、え?でも6歳でも骨肉腫の可能性もあるよな…』
ネットで調べれば調べるほど心配に。
骨肉腫なら抗がん剤⇒手術⇒抗がん剤になる事も…。
私自身、抗がん剤に看護師としてかかわっているので、その大変さはわかります。
そうなったら…。
早く白黒つけたかった。
がんは早さが命です!早期発見が肝です!
『明日、整形外科にかかろう』と思いました。
整形外科の女医先生におすすめの先生を聞いて「腫瘍専門の先生なら○○先生がいいよ」といわれて、次の日行くことにしました。
その先生いわく、「できものが心配で来ました」とははっきり言えばいいよと。
そうですよね、心配でいるなら診て貰ってはっきりした方がいい。
しかも、骨肉腫の場合、早期発見が大切でその後の予後にも影響します。
早い時期に肺に転移することもあります。
他に考えられる病気は成長痛、骨軟骨腫、軟部腫瘍と、様々考えられます。
成長痛ならいいけど(;・∀・)
整形外科へ行きました
魚沼基幹病院の整形外科へ行きました。
当日、痛みはありません。
目当ての先生が、予約外の担当でした。
朝、8時15分に病院について、受付しました。
小児科は以前、受診したことがありましたが、整形外科は初めてでした。
なので、事務のお姉さんのいる受付の所に行って「整形は初めて」と伝えました。
黄色いファイルを受け取りAブロックへ行きました。
問診票を書いて待っていると看護師さんから質問があり、また診察まで待ちます。
先に右肩の2方向の撮影に行きました。
子供だけでも「大丈夫だよね」とレントゲン技師さんに言われ長男だけで入りました。
無事終了。
診察を待ちます。
診察。
先生写真を見ながら「確かにココちょっと飛び出ているね」
エコー持って来てと言って、その場でエコー検査。
よくわからない。「左の良い方のレントゲンも撮りましょう」
再びレントゲンへ。
左右の肩の骨を比べてみました。
やはり、少し、右の骨が出っ張っています。
私が見てもわかります。
先生「本当はMRIをしたいけど、麻酔して寝かさないと無理そうだよね。被爆のリスクはあるけど、悪い物を否定したいからCT撮って良いですか?」と。
私も、悪い物なら嫌なので「お願いします」と。
CT撮影へ。
これは、10秒程じっと、していないといけません。
長男はここも一人で入って撮影してきました。
CTの結果。
見た感じ骨の中はキレイです。骨肉腫だと骨の中から壊死したような画像がみえます。
先生も「悪性を疑う様な所見はないね。考えられるのは、良性の軟骨腫瘍かもしれないので、経過を診させてください」とのこと。
ホッとしました。
骨肉腫じゃないならいいやと思いました。
「しばらく経過を診させてください」と来週、予約を取ってくれました。
結構、来る日早いなと思いましたが、経過みていかないとね(∩´∀`)∩
良性の骨軟骨腫の場合
骨の外側にこぶのようにできます。
成長に伴って出ることもあるそうです。
関節などに腫瘍ができた場合、その関節の機能に障害が出るとか
神経を圧迫して痛いなど症状が出てきたら外科的手術になります。
しかし、症状が無ければ基本、経過観察のようです。
あまりに大きくなる場合も手術の対象になります。
まとめ~子供が肩を痛がったら
心配なら早い時期に整形外科に受診することです。
心配を引きずってもしも骨肉腫のような早期に治療しなければいけない場合もあります。
骨に関しては小児科より、専門の整形外科です!
長男はレントゲンと2回計4回放射線、CT1回撮影し、骨肉腫ではなかった。
良性のできものの疑い、骨軟骨腫の可能性があり、経過観察する。
長男のこのまま、大きくならないことを祈って。
今回、「骨肉腫」だったらと考えると先のことも覚悟がいるな、とか、色々考えてしまいました。
追記:そのまま痛みはなく経過しています。でっぱりも無さそうで安心しました。
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