
ドラマ「ブラックペアン」はレントゲンで胸にペアンが写っていましたね。
これを、思い出させるお話です!
2018年8月、女性が飛行機に乗ろうとしたら、金属探知機がピーピーとなったという。
その女性は、何も身に覚えがないという。
なぜなったのか?
女性は数年前に、ある手術を受けていた!
この女性に何があったのか?
実際あったペアン(鉗子)がお腹に?!
2018年8月韓国の空港内の金属探知機で、医療ミスが発覚したと地元メディアが報じました。
空港で警報が鳴り、韓国の女性(47歳)は係員の指示を受けてレントゲン撮影をしました。
腹部に信じられない物が写っていたのです。
それは、TVドラマ「ブラックペアン」の中でも、たびたび出てきたペアン(鉗子)らしき物でした。
鉗子についてはこちらの記事を参考にしてください↓
「ブラックペアン」とは何?看護師の視点から見るとこうなる(笑)
実際のレントゲン写真ではハサミのように見えます。
お腹の中を撮影すると鉗子(ペアン)が入っていたというのです!
係員から「自分のお腹に医療器具があるのを知ってますか」と質問されたといいます( ̄▽ ̄;)
冗談だと思いながらも、写真を見せられてビックリしたといいます。
しかし、女性には身に覚えがあったと言いう。
実際にTVのニュースでは実際の写真が写っていました。(写真ないです^^;)
手術室でも使用する、一般的な10センチ程度のペアン(鉗子)でした。
なぜ、女性のお腹にペアンが?
女性は半年以上前の2017年12月に
京畿道水原市にある病院に脂肪除去手術を受けてました。
その時の、忘れものですね(>_<)
手術した医者が、女性のお腹からペアンを置き忘れたのでしょうね( ̄▽ ̄;)
女性は、手術後に腹部がチクチクと痛み続けたので、病院にその旨を伝えたと言います。
しかし、何の措置も取ってもらえなかったといいます。
鉗子が写ったレントゲン写真を見せてようやく鉗子を取り出す処置を施したとのことです。
ペアンを忘れるなんて本来ない!
私は看護師で手術室も入り、器械出しという、実際に医師に手術の機械を渡します。
手術で必要な処置が済んで閉創になる前に
必ず、ガーゼと機械の数のカウントをします。
そして、手術が終わった後も、またカウントして確認します。
この手術をした病院ではそれを確実にしなかったのでしょうね。
TVでも「手術後には必ず手術用具を数えることになっているが、この医療スタッフは最も基本的なプロセスを遵守しなかった」と伝えていました!
ですよね。
昔は、日本でもガーゼのとり忘れがあって、腹膜炎を起こして手術したら、ガーゼが出てきたみたいな事がありましたよね。
そのこともあって、今はペアンをお腹に置いてきちゃったなんてことはないです。
ないはずです。。。
ドラマ「ブラックペアン」を見逃した方は↓
「ブラックペアン」とは何?看護師の視点から見るとこうなる(笑)
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