先日。小学1年の息子の足がお風呂上り、白く皮が剥けていました。
『水虫?』と思い詳しく調べてみました。
看護師していますが、皮膚科はよくわかりませんので(;^_^A
子供の足にも水虫ができるの?
残念だけど子供も水虫が出来ます。
小さなころは長時間靴下・靴を履く機会が少ないため、なかなか足白癬にならず、子供は足白癬が少ないのが普通です。
子供が成長し、社会人になり、1日中靴下・靴を履くようになると、足白癬になる人が増えてきます。
うちの息子も小学生になり1日中靴を履いている生活になり出来たのかも…。
水虫って何?
水虫=白癬は皮膚糸状菌という真菌(カビ)によって生ずる感染症で、皮膚糸状菌によって起こる病気は日本では白癬、黄癬、渦状癬に分類されています。
しかし現在黄癬、渦状癬は日本になく、また欧米では白癬は皮膚糸状菌症と同じ意味で使用されていますので、ここでは皮膚糸状菌症を白癬と呼びます。また白癬を起こすカビという意味で、皮膚糸状菌を白癬菌と呼ぶこともあります。
足白癬(水虫)患者は日本にどのくらいいるのか?
我が国の疫学調査では、足白癬が増え始める5月には、5人に1人は足白癬があり、また10人に1人は爪白癬があるという報告があります。足白癬は夏に増加し、冬には減少しますので、この調査を7月に行えば、日本人の4人に1人は足白癬があるという結果になったかもしれません。一方爪白癬は季節的変動がありませんので、日本では常時1000万人以上の爪白癬患者がいるということになります。また足白癬、爪白癬は年齢が上がるに従って頻度が増え、特に爪白癬は60歳以上の高齢者の4割がかかっているという米国のデータがあります。
水虫は日本人5人に1人、、、多いですね。
水虫の症状は??
「足の指の間や足の裏がかゆい」、「足の指の間がふやけて白くなったり、ジュクジュクする」、「足の指の間や足の裏の皮が剥ける」「足の裏に小さい水疱ができる」などの症状が毎年夏になると生じ、秋になると自然に治るというエピソードがある場合は、足白癬の可能性が高くなるそうです。
でも症状があっても、季節的変動がなければ、足白癬の可能性は少ないです。
足白癬と紛らわしい皮膚病は沢山あります。直接鏡検がきちんとできる皮膚科専門医を受診しましょう。
『水虫かも』と勝手に判断して市販の薬を塗るのは絶対やめましょう!
悪化して病院に行っても薬で水虫菌がはっきりわからなくなってしまいますので、必ず皮膚科で見て貰いましょうね☆
水虫はどうして移る?
温泉場や銭湯、あるいは足白癬患者がいる家庭の足拭きマットには、ほぼ100%白癬菌が存在するそうです。
入浴後にそのようなマットを利用すると、白癬菌が足に付着します。そのまま素足でいれば、足が乾燥し、足に付着した白癬菌は剥がれ落ちますが、白癬菌を付着したまま、靴下・靴を履き続けると、長時間白癬菌が足に付着して足白癬になってしまいます。
そして足白癬になった人が、今度は家庭内の足白癬の感染源になり、家庭内の畳、床、スリッパなどに白癬菌をばらまくことになります。
銭湯やサウナなど大勢の人が使用する浴場後は足を乾かしてから、靴下を履くことをお勧めします。そして、家にかえってからすぐに足を洗いましょう。
水虫の治療は?
皮膚に感染した白癬(水虫)は、抗真菌作用を有する塗り薬をきちんとつければ、良くなります。
しかし皮膚の角層がかなり厚くなっている角質増殖型と呼ばれる病型や、白癬菌が髪の毛や爪に寄生している場合は、飲み薬を飲まないと治りません。
体部白癬や股部白癬は塗り薬を2週間程度つけ続ければ治ります。
しかし足白癬では、自覚症状がない部分も含め、指の間から足の裏全体に、最低4週間毎日治療を続けないと治りません。
冬は症状が落ち着いていますが菌はいるようです。
毎日、石鹸で洗えば怖くないよ
白癬菌が皮膚内に侵入し、感染が成立するまで最低24時間かかりますが、しかし足の皮膚に傷口などがある場合は、12時間で感染するというデータがあります。
このことから白癬菌が皮膚表面に付着しても24時間以内に足をきれいに洗えば、感染を防ぐことができます。
しかしゴシゴシ洗いをして皮膚に傷がつくと、かえって足白癬になりやすくなります。同居人に足白癬の人がいる場合は、常に菌にさらされているので、ゴシゴシ洗いは禁物です。石鹸をよく泡立て、なでるように洗ってください。
ただ、うちの子はプールへ行ったり、温泉に良く行きます。
そこで移って、24時間以内にお風呂やシャワーを浴びずに寝てしまうことがありました(;^_^A
だから、心配です…。
我が子の足の裏の写真☆
昼間の足の裏です。じくじくはしていません。
毎日きれいに洗っています。
これが水虫かどうかはまだ不明です。来週皮膚科へ行って来ますので経過をまた報告します☆
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