
先日、キャセリン妃が生まれたばかりのルイ王子を抱き、とても数時間前に出産したとは思えない姿に驚きを感じ、イギリスや海外の出産はどんな感じなのかと思いました。
もちろん日本とは文化も違うのですからお産もだいぶ違うでしょう、と疑問に思い今回イギリスも含め海外の出産事情について調べてみました。
イギリスは日本と全然違う出産が主流

イギリスは基本、医療費は外国人であっても、公費で負担されるために基本的には無料。イギリスで医療を受ける場合、まずホームドクター制度に登録をするそうです。妊娠するとホームドクターからミッドワイフ(助産師)を紹介されます。その担当になったミッドワイフが定期的に自宅などに来て赤ちゃんの経過などをみてくれます。
貧血や葉酸などの薬も処方箋があれば無料になります。
体重管理は厳しくなく、太っていても得に注意はされないそうです。食べ物はチーズや生の海鮮系は食べないようにと指導されるそうです。
普段はミッドワイフが自宅などに訪問してくれますが、超音波検診は妊娠12週の時と20週の時の2度で病院にいきます。もちろん無料です。
陣痛が始まり、病院に来る時期も45秒から1分続く陣痛が5分間隔になったとき
と日本より短いです。日本は定期的な陣痛が10分間隔になったら・・でしたかね。
無痛分娩が多くなってきたイギリスですが2~3割の妊婦が無痛分娩で産んでいます。自然分娩ももちろん選べます。
イギリスではミッドワイフ(助産師)が緊急入院などの場合も手続き等をしたりドクターを呼んでくれるそうです。出産ももちろん立ち会ってくれるようなので心強いですね。
入院期間はキャサリン妃が特別だったわけではなく、出産後は当日か1泊で翌日退院も当たり前です。
キャサリン妃は1人目のジョージ王子は27時間で退院、2人目のシャーロット王女は9時間で退院、3人目のルイ王子はなんと7時間で退院と、段々短くなってる!凄いヾ(*´∀`*)ノ
自宅にいるよりリラックスできる自宅に早く帰ったほうがいいという考えです。
でも、サポート体制もしっかりしていて、旦那さんは2週間産休を取れるそうですよ!
イギリスの出産は日本とはかなり違いますね。
イギリスでは『妊娠・出産は病気ではなく自然なこと』という考えで、すべてが自然なスタイルですね。
王室の出産事情は?
ダイアナ元妃はイギリス王室で初めて、今までも宮殿での出産をやめて、民間の病院で王子を出産したそうです。キャサリン妃も、ダイアナ元妃が出産したのと同じ病院で3人の子どもを出産し、ウィリアム王子も3人全員の出産に立ち会いました。
少しづつ王室も変わって気てるようですね。
先日、退院の時ルイ王子抱っこしているキャサリン妃は赤いワンピース姿で登場しました。1982年にウイリアム王子を抱っこしているダイアナ妃も赤いワンピースで何だか私は一人で、じ~んとなってしまいました( ;∀;)
海外の出産事情

タイ
3つの分娩法から選べるそうです。その中で70%の妊婦さんが『帝王切開』を選ぶそうです。理由は、痛くないから、縁起の良い日に出産したい、医者の都合だそうです。
メキシコ
メキシコは国の制度によって公立機関の医療費は無料になるそうです。ですが世界トップクラスの階級社会の国。中流階級以上となると、自費で個人経営のプライベートクリニックや私立の総合病院にかかるようです。メキシコでは順調に妊娠期間を過ごしても、帝王切開での出産率が高いようです。(参考:地球の歩き方より)
アメリカ
無痛分娩が主流で約6割の人が無痛分娩を選ぶそうです。感じなくていい痛みは、感じなくて良いといった合理的な考えので成り立ってるようですね。
アメリカでは産後の2週間程度、お父さんが産休を取得し、産後のお母さんを支えながら育児を行うのが一般的です。
フィンランド
ランドは医療費が無料です。これは出産でも同じ。しかも妊娠6ヵ月に入ると、国から支給される『アイティウスパッカウス』と呼ばれる育児スタートセットか、もしくは現金(140ユーロ)が選べるそうです。50点もの赤ちゃんの子育てに必要な物がもらえてお得なのでほとんどの方が育児スタートセットを選ぶようです。
↓mamakokooosakaさんより画像お借りしました。↓ありがとうございます。

ドイツ
医療大国ドイツ。出産費用のほとんどは保険でほとんどカバーされます。日本のような補助券のようなものは無く、定期検診も特別な検査を除いては全て無料。無痛分娩も料金はかからない、事前の予約も必要なくサインをすればできるそうです。水中出産の設備もあるようです。できるだけ帝王切開は避けるようです。(参考:conobie)
フランス
出産のうち8割以上が無痛分娩を選ぶそうで、やはりフランスでも無痛分娩が主流です。フランスの場合、公立病院で健診を受けて出産をすれば、国民健康保険によって全額カバーされるた無料です。入院期間は他の国より長めの4日です。以前は5日だったので日本と似ているかもしれません。
(参考:NADESHIKO VOICE)
海外は無痛分娩は1~2日。帝王切開は2日~3日の入院期間の所が多いです。
ヨーロッパ等の他国でもお父さんが産休を取得してお母さんを支えながら育児をします。
産後数日~10日、毎日、かかりつけのミッドワイフが訪問に来て、授乳や沐浴、母さんの心身のケアをし、アドバイスをしてくれたりといったサービスの受けられる国もあるそうです。
先進国の日本でなぜ無痛分娩が少ない?
日本は医療も出産に関する医療も、世界の中でも先進国なのは間違いないですよね。
それなのに海外の先進国はほとんど無痛分娩が主流になりつつあるのになぜ、日本はまだ、自然分娩が主流なのか?
日本は昔ながらの出産の美学が、世の中の一般的な常識になっている気がします。
『我が子を、痛みをこらえて産んでこそ愛情がわく』
『お産は痛いのが当たり前』
『女性はお産の痛みに耐えられるようにできている』などという考えが少ながらずある。
もう一つは、無痛分娩にかかわれる麻酔科の医者も少ない、又は専門的な知識がないこともあるのでしょうか。
まとめ
✔海外は無痛分娩が主流
✔アメリカ6割、フランスは8割が無痛分娩
✔入院期間は日本よりかなり短い
今回、調べるまでは2人の子供を自然分娩で出産した私ですが、「2人目は無痛が良かったかもな」と思いました。
なぜなら、記事にも書きましたが、[感じなくていい痛みは、感じなくて良いといった合理的な考え]を知りました。世界はもうそれを実行していて、痛みが無いから出産で体力を必要以上に奪わない。だから、そのあとも、産後のお母さんの身体も楽だし、24時間休みなく始まる子育てもかなり楽になるのでは?と思ったからです。
高齢で2人目を出産した私は、産後体がボロボロでした(;・∀・)無痛分娩を選んでいたら?と少し思います。
自分の子供が出産する頃には、日本も無痛分娩が主流になるのかな・・・。
無痛分娩について記事いています。
海外の子育てはどうなのか?気になり調べました↓
メーガン妃いつ頃どこで出産に?英国の出産、名前はレイチェル?!