ライフ

看護師を辞めて失ったもの、看護師を辞めたから得られたものそれぞれ

 
私は仕事を辞めてから1ヵ月ちょっと経ちました。
 
今回は、看護師を辞めてからの心境、辞めて失ったもの、看護師を辞めたから得られたものを考えてみました。
 
 
仕事を辞めて失ったもの、仕事を辞めたから得られたものがそれぞれがあります。
 
仕事をやめる少し前から、毎朝日記を書くようにしました。
 
そうすることで、日々自分の気持ちに向き合うことができました。
 
 
 
 

仕事を辞めた直後

 
看護師という仕事を30年近くやってきて、メニエール病という病気もあり、思い切って辞める決断をしました。
 
 
看護師がメニエールで休職、めまい改善もメンタルもやられてきた経過⑦ 2021年6月よりメニエール病再発しました。 2か月間休職し、傷病手当金をもらう予定です。 2018年9月から私は、メニエール病...
 
看護部長さん師長さんも、もう少し休職してから考えてみればと優しく言ってくださいました。
 
とても感謝です。
 
でも私自身が、ここで一旦気持ちをリセットしたいと思って決めたことです。
 
 
ですが、、、
 
辞めた直後は、仕事がない不安なのか、いろいろ失った不安なのか、眠れない日々が続きました。
 
たった、職場を辞めただけです。
 
だけれど、私の瞳に映る景色が変わっていきます。
 
 

夜勤をするのが当たり前だった生活

 
私がシングルマザーで、娘がまだ1歳未満、おっぱいを飲みおむつを替える頃
 
託児所に預けたり、友人の家で夜勤の時見てもらったりしていました。
 
年少の頃は、土曜保育がまだあまり定着していなくて、娘だけ登園で園長先生と過ごしたこともありました。
 
娘にその時のことを話す聞くと、案外、園長先生と2人で楽しかったと言っていましたが…。
 
 
2人目の男の子の時は、病院の託児所に夜勤の時も預けて仕事をしていました。
 
家のローンがあるし、当たり前のように夜勤もして働いていました。
 
もちろん周りも夜勤するのが当たり前、働くのが当たり前と言う感じです。
 
もちろんパート勤務の、看護師の仕事需要はたくさんあります。
 
でも、その時私は、夜勤をするだけでこれだけお金がもらえるならば、もちろん夜勤をするよねという風な考えでした。
 
 

世の中が変わって

 
2020年から始まったこの、ソーシャルディスタンス、感染対策、病院の方針、県外への外出の自粛などなど
 
生活が変わったせいで悪いこともあったかもしれないけれど、私にとっては自分の考えを見直す良い機会でした。
 
生活スタイルや、今までの当たり前が、当たり前ではなくなったっことで、気づかさせてもらったことが多いです。
 
私の他にも、この今の世の中の変化に少し良かったと思う方も、いるのではないでしょうか?
 
例えば、仕事がリモートになり、毎日の通勤電車に乗らずに済んだり。
 
わざわざ、会いに行かなくても、リモートやネットで済ませられるように変わってきたり…。
 
悪いことを数えたら、きりがないけど、良い事だってあったはず。
 
少し考え方を変えれば、不便なことばかりではないですよね。
 
毎週、出掛けなくなって、交通費がかからなくなったり、外食が減って節約にもつながって^^
 
 
 

仕事を辞めてから

 
仕事を辞めてから、当然スッキリすると思いました。
 
医療従事者という立場が重く感じました。
 
それを手放せた!嬉しいとなると思ったのですが…。
 
意外に落ち込みの方が大きくて毎晩、色々考えてしまい眠れなくなりました。
 
私は、メニエール病があります。
 
メニエール病は不規則な生活はよくないと言われています。
 
22時には布団に入って、眠ろうとするのですが、寝ても目が覚めると『0時33分』だったり^^
 
『マジか…。もう、眠れない』となる日が続いて…。
 
メニエール病の主治医の先生に話すと、安定剤と睡眠薬を処方されて、(笑)^^
 
仕事柄、その薬が何か、どんな人に処方されるものかわかるので『マジかぁ・・・』となりました。
 
でも、諦めて薬も飲んで寝ました。
 
そうしているうちに、2週間くらいでだんだん切り替えができるようになりました。
 
 
 

仕事を辞めて失ったもの

 
私が看護師を辞めて失ったもの
 
 
  1. 安定した収入
  2. 職場での交友関係
職場で知り合った方は、もちろん今でも連絡を取っている人はいますが、やはり以前のような交流は出来なくなりました。
 
 

仕事を辞めて得たもの

 
仕事を辞めて得たことは
 
 
  1. 日々の自由
  2. 家族との時間
  3. 家のきれいな空間
  4. 夕飯をきちんと作れるゆとり
  5. 子供に「おかえり~」と言える
  6. 犬の世話、植物の世話ができる幸せ
  7. 好きなときに好きなことができる優雅さ

思ったより、仕事を辞めて得たことの方が、とっても多かったです。

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おわりに

 
 
仕事を辞めて、確かに収入の面で大変なこともあります。
 
考えれば、きりがありません。
 
だけど、それ以上に気づくことがたくさんあります。
 
また、看護師の仕事をするかもしれないし、しないかもしれない。
 
今はいけるとこまで、この自由な生活をしようと思っています。
 
いつでも切り替えてもいい、目標も変わってもいいと思えるようになりました。
 
将来のためのお金が不安?
 
確かにそうかもしれない。
 
だけど、明日なんてどうなるかわからない。
 
これは仕事を通じて、乳がんの患者さんたちからも学んだことです。
 
死ぬときに後悔しないように、今を生きようと思う。
 
毎瞬、自分に問いかけて、決めていけばいいのかなと思います。
 
私の考えは、少数派だと思いますが、こんな考えもいいのかなと思います。
 
 
 
少しでも内容がお役に立てたなら幸いです。
 
 
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ねね子
30年看護師していました。今はいつでも好きなことが出来る、好きなことろへ行ける生活をしています。このブログが皆さんの夢を叶える可能性を見つけるきっかけなったら幸いです。